福岡大学 経済学部

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2006年度

今週のひとこと(2月5日〜2月11日)

「演習」の履修にあたって(10月23日)

今週のひとこと(7月24日〜7月30日)

「スペシャリストガイダンス」での挨拶から(6月23日)

「応用経済学会設立記念大会パーティー挨拶」から(6月10日)

学部教育の理念と目標(4月2日)

新入生へのメッセージ(4月2日)

 

今週のひとこと

福岡大学ホームページ

2007年2月5日〜2月11日

経済学部長 齋藤参郎

 

 プラハの夕刻。モーツアルト、バッハなどの室内演奏会が貴重な歴史的建物を使って開かれる。見学時間外の観光客、地元楽団員にも有難い仕掛けだ。

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「演習」の履修にあたって

平成19年度「演習」募集要項 経済学部

2006年10月23日

経済学部長 齋藤参郎

 

 すべての皆さんが、演習を履修され、ゼミナール活動に積極的に参加し、卒業時に、大学に入学してから自分自身が大きく自己成長できたと実感できる大学生活を過ごせることを期待しています。

 

 現在、産業経済学科社会システム分析コースでは、演習が必修になっていますが、その他のコース・学科の皆さんは、演習が選択になっています。演習を履修している人は、経済学科で75%、産業経済学科で80%となっていますが、できるかぎりこれを100%に近づけたいと思っています。

 

 なぜゼミナールへの積極的な参加をすすめるのか、大学教育の本質にもかかわることですので、ここで私の考えを述べておきます。

 

 学修ガイドに書きましたが、経済学部の教育理念は、学術振興による教育・世界への貢献という大学の使命のもと、経済学および関連諸科学における活発な基礎的・先進的な研究活動を行うことを通して、質の高い大学教育の場を提供し、結果として優れた人材の育成に結びつける、という考えです。いわば、「学問の方法」を学ぶことに力点を置いた「研究重視」の学部教育ということです。

 

 皆さんは、「ええー、学問の方法?それがどうして優秀な経済人・産業人の育成にむすびつくの?」と、疑問をもつことでしょう。実は、私はこれらが密接に関連していると考えています。

 

 今年(2006年)の1月に経済産業省の「社会人基礎力に関する研究会」から中間報告が出されました。研究会は、従来、大人になるにしたがって「自然に」身につくと考えられてきた社会人基礎力が、必ずしもそうではなく、学力や専門知識と相関していない場合が多く見られようになったとの状況認識に立ち、これまで明確にされることのなかった社会人基礎力を明確に定義し、企業が求める人材の明確化と、学生諸君がこれらの能力を育成していくための指針として役立てよう、との問題意識から設置されたとしています。

 

 その中間報告では、コミュニケーション能力など職場や地域社会で活躍するために必要な能力を、社会人基礎力と呼び、その構成要素として、1)考え抜く力(問題発見や問題解決力など)、2)前に踏み出す力(他人を働きかけ、失敗にくじけず粘り強く取り組む行動力など)、そして、3)チームで働く力(他人の意見に耳を傾け、自分の意見を分かりやすく発信する力など)の3つの能力をあげています。

 

 しかし、どうでしょう。これらの3つの能力はいずれも、「学問の方法」を学ぶことに力点を置いた積極的なゼミ活動によって大きく育まれるはずだ、と私は考えます。

 

 実際、ゼミには、仲間との対話、討論があり、仲間の意見に耳を傾け、自分の主張を分かりやすく伝え、理解してもらう必要が生じます。また、仲間に働きかけ、巻き込んで、チームをつくり、現場に足を運ぶプロジェクト研究もできるでしょうし、書物をとおして先人の考えを理解するのみではなく、新しい価値創出にむけた問題発見や思考の枠組みの再構築など、仲間と考え抜くこともできるからです。

 

 さて、これも学修ガイドに書いたことですが、経済学部には、先ほどの教育理念を実践していくときの行動指針、いわば、経済学部のモットーが4つあります。

 

 その一つに、「他者の発想に敬意をはらい、自立的な動機付けと問題発見に関わり、持続的な学習を実践すること」があります。

 

 自分の新しい考えやアイデアに価値を置き、他者からも評価されたいのであれば、当然、他者の新しい考えや発想にも敬意を表さなければなりません。また、仕事でも、単に右から左へと仕事を動かすだけでは、発展はありません。とくに、日本社会や企業が「既存の成功モデルの踏襲」から「新たな価値の創出」を求められる時代になった現在、常に、仕事が置かれている背景や文脈を考え、新たな問題発見や問題解決に努めることが大切です。

 

 さらにあります。人生は長いですから、一番大事なことは、自分自身を常に動機付けすることです。このような自律的な動機付けができなければ、生涯にわたって持続的に学習することはできません。

 

 社会に望まれる人物像に、知力、行動力のほかに、重要なものとして、「志」がよく挙げられます。「夢」とか「志」とは、このような自律的な自己動機付けが大きな役割を果たしていると私はみています。

 

 先に、「学問の方法」を学ぶといいましたが、「学問」というと、難解な本をよみ、重箱の隅をつつくような議論をする、といったイメージが持つかもしれません。昔の大学では確かにそうかもしれませんが、大学も変わり、学問・科学も大きく変化しています。

 

 現代社会が抱える課題や現場での問題、また、他者の研究の流れや文脈の中に、自分の考えを位置づけ、新たな問題発見と問題解決につなげていくこと、これが「学問の方法」と私が考えているものです。

 

 この意味からすると、課題解決を迫られる、日々の職場での仕事の進め方と大きな違いはないといえます。ただ、その論拠の示し方や議論の方法が異なるだけだと考えています。

 

 大きな違いは、経験と勘に頼るのではなく、これらに含まれるノウハウや知恵(暗黙知)を、証拠となる事実を論拠として提示しながら、明示的な知として形式化していこうとするところにあるといえるでしょう。

 

 しかし、この違いも科学の進展や社会の発展につれ狭まってくると思います。

 

 実際、団塊の世代が、大量にリタイアし、彼らのノウハウをどのように明示的な形式知として次世代に伝えていくか、また、日本発の情報を海外に理解可能な形でどのように発信していくかが、これからの日本社会、日本企業の大きな課題だと考えられるからです。

 

 以上、「学問の方法」を学ぶことに力点を置いた学部教育という経済学部の教育理念の実現にとって「演習」の履修が不可欠であることを述べてきました。さらに、「自律的な動機付けによって生涯にわたって持続的な学習を実践する」という姿勢も、少人数での対話型の「演習」の履修によってはじめて伝えることができると考えます。

 

 ぜひ、すべての皆さんが演習を履修されることを期待しています。

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今週のひとこと

福岡大学ホームページ

2006年7月24日〜7月30日

経済学部長 齋藤参郎

 

 世界遺産の街プラハを歩く。入組んだ街路からの突然の広場、意外な壁面飾りや彫刻。「まち歩きの情報展開」が見事に仕組まれた驚きと発見の街だ。

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「スペシャリストガイダンス」での挨拶から

2006年6月23日

経済学部長 齋藤参郎

 

 ただいまご紹介に預かりました福岡大学経済学部長の斎藤です。

 

 まず、貴重な時間を割いて、このような機会を設けていただきました福岡大学専門職業人会ならびに有信会の皆様に厚くお礼を申し上げたいと思います。学生諸君もこの機会を活用し、ぜひ自分のキャリアについての意識を高めてもらいたいと思っています。

 

 私は経済学部ですが、現在、福岡大学の、特に、文系学部の中で、学生諸君の将来のキャリアとしてどのようなものを想定し、学部教育の中でキャリア教育をどのように位置づけていくかが非常に大きな課題となっています。本日のスペシャリストガイダンスなどの機会を積極的に活用しながら、経済学部としても、これからキャリア教育の方向付けを考えていきたいと思っています。

 

 さて、私から一言だけコメントをさせていただきます。それは、私が大学教育の本質に関わるものと考えている点です。

 

 私たち経済学部では、学部教育の中で「研究重視の学部教育」ということを標榜しています。それは何かということですが、やはり、「学問の方法」というものを大学で身につけることが大切だ、という考え方にたつものです。

 

 20数年前に私の卒業生が銀行にいきました。彼は新入社員としていろいろなことをやりたいといったら、上司に、こんなことを言われたということです。「なんかゴチャゴチャ言う前に、業務を覚えなさい」と。その後、日本の銀行業界はどうなったか、惨憺たるものでしたね。相当、世界に遅れをとることになりました。

 

 経済学部の学部教育の理念に関連して、4つの行動指針・モットーを掲げています。

 

 最近、大学教育でよくいわれることですが、大学をでた人材に社会が要求する能力に、3つの要素があるといわれます。ひとつは知力、もうひとつは行動力、そして最後は「志」だということです。「志」ということでいうと、皆さんスペシャリストを目指していますので、非常に大きな目標と動機を持っている、と私は理解します。

 

 しかし、大切なことがもうひとつあると私は考えます。経済学部では、4つの行動指針・モットーの一つに、「他者の発想に敬意を払い、自立的な動機付けと問題発見に関わり、持続的な学習を実践すること」をあげています。自分の新しい考え・発想を他の人に評価してもらいたいのであれば、他者の考え、発想に敬意を表さなければならない。普段の会話の中で、他の人が、いつ何時、自分と違った貴重な考えや発想を語ってくれるかもしれません。いい加減に聞き流すのではなく、常に新たな発見がある可能性を念頭において、人の発想に敬意を表し、対話することが大切です。

 

 さらにあります。これはどこの職場でも同じだと思いますが、人生は長いです。君たちは、大学を卒業してから、80歳まで60年間生きなければならない。そのとき、常に自分が自分自身に動機付けしていくということができなければ、動機や「志」を持続することができません。だから、いろんな職場の中で、「志」や意欲を持続できなかった人たちが、なんと多いことかと気づくはずです。「志」を、ややもすると、スペシャリストなどの資格をとればそこで目的達成でといったワンショットでみてしまいがちですが、一番大事なことは自分自身が常に自分自身に動機付けしていくことではないでしょうか。馬ではないですが、「にんじん」を常に前にぶら下げて、自分が自分自身に常に動機付けしていかない限り、生涯にわたって学習することはできません。

 

 以上のような考えに、先の経済学部の行動指針・モットーはもとづいています。さらにいえば、「学問の方法」を学ぶということが、自立的な動機付けと持続的な学習にもっとも効果的であるとの信念が、学部教育の理念となっています。

 

 このような理念にたって、私たちの学部教育が組み立てられていることを、皆さんに認識していただいて、自覚的に学習していただきたいと思っています。本日、スペシャリストに方々が来ておられますので、ぜひ皆さん、この機会を活用し、自分自身の動機付けとともに、いろいろな職業にチャレンジしてほしいと思います。

 

 少し話が長くなりましたが、これで私の挨拶にかえさせていただきたいと思います。

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「応用経済学会設立記念大会パーティー挨拶」から

2006年6月10日

経済学部長 齋藤参郎

 

 ただいまご紹介に預かりました経済学部長の斎藤です。みなさん、ようこそ福岡大学へお越しくださいました。

 

 まずはじめに、旧来の西日本理論経済学会が名前を変えて、新たに応用経済学会としてスタートしたことをお祝い申し上げたいと思います。

 

 本音をちょっといいますと、西日本理論経済学会よりも応用経済学会のほうが名前は数段いいのではないかと思います。西日本といいますと、たとえば、私どもの大学でも中国四国に限るのか、大阪までなのか、はては名古屋まで含むのか、などと、けっこう事務手続き上の区別にも混乱があったりいたしまして、やはり地域区分というのは名前に入っていないほうがよいと思います。その点、応用経済学会のほうが、すっきりしています。

 

 それに加えて、もっと重要な点があります。設立の趣意書にもあったと思いますが、応用経済学ということがもっと発展することで、これまで経済学に関連のない方々を、経済学の分野に引き込んでいくことが大いに期待できると思います。

 

 実際、これと関連する話ですが、私どもの経済学部の教育においては、早い段階での動機付けをどうするか、早い段階から学習意欲をどのように高めていくかということが非常に大きな課題になっています。本日は、学会のあったA棟に、「おめでとう、坪井選手」という垂れ幕が出ていたのをお気づきのことと思います。福岡大学のサッカー部出身者から、ワールドカップの日本代表がでました。しかし、これは例外的で、最近の学生は、クラブ活動もなかなか耐えられません。というのは、これまでは、スポーツ系のクラブでは、4年間、耐えに耐えて、練習を重ね、やっと自分が試合に出られる、これが普通でしたが、そのような堪え性が若い世代では、ほとんど見られなくなってきました。実際、そのような練習をしていると、部員がどんどん減ってしまうということが起こります。

 

 同じように、最近の学生諸君には、学問を体系的に長い期間学んでいくことが、非常に難しくなっています。経済学は、伝統的にミクロ経済学など、まず、理論を長い期間、体系的に学んで、それから現実の経済へ応用する、というのが一般的でした。この理論を長い期間一歩一歩積み上げながら、体系的に学んでいくという動機付けを学生に与えることが、ますます難しくなってきました。

 

 私どもの学部でも、1年生や2年生の早い段階で、問題発見や課題解決型の演習型講義を導入し、対話と議論を主体とした多視点学習から早い段階での学習への動機付け図る試みを行っています。そういう意味で言いますと、問題指向型の応用経済学が発展し、蓄積が進めば、問題発見・解決型の演習講義で援用できる素材が豊富になりますし、逆に、このような課題解決型の演習講義での問題意識から体系的に理論を学びたいという、動機も多々出てくるものと思います。その意味から、応用経済学が発展することで、経済学に関心を持つ裾野を一挙に広げる可能性がでてくるとともに、私どもの経済学部の教育にも大きなインパクトを与えていただけるのではないか、と思っているところです。

 

 さて、私どもの福岡大学経済学部では、先端経済研究センターという組織を設立する予定であります。すでに、ウェブでも公開していますが、その準備段階として、先端経済研究センター研究会をスタートさました。皆様方の大学では、教育の組織と研究の組織をうまく切り分けながら、それを弾力的に運用していこうとされていると思いますが、私たちの経済学部でも、教育の組織単位とは別に、より学問の流れにしたがって、研究組織の流動化や活性化を図る必要があります。このような弾力的な研究組織の再構築を、経済学部にとどまらず学部横断的に大学内で仕組みとして、また、他大学や企業、地域との連携の仕組みとして、先端経済研究センターを活用したいと考えています。

 

 このような先端経済研究センターが設立されますと、応用経済学会との連携が、より柔軟にできるのではないかと考えていますので、その際は、ぜひご活用願いたいと思います。

 

 ここで、一つ、皆さんにお願いがあります。私たち経済学部ではこれまで全て教員を公募で採用してきています。今年も数名の公募を予定しています。ぜひ優秀な方々をご紹介願いたいと思います。

 

 福岡は、最近急速に発展し、大きく変化している都市です。私自身は、福岡都心部の魅力を研究していますが、ぜひ、みなさんには、福岡の夜を楽しんでいただきたいと思います。

 

 以上、簡単ですが、私の挨拶に代えさせていただきます。ありがとうございました。

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学部教育の理念と目標

平成18年度 学修ガイド 経済学部

2006年4月2日

経済学部長 齋藤参郎

 

 経済学部は1959年の設立以来、3万8千名の卒業生を社会に送りだした長い伝統をもつ学部です。卒業生の中から多くの有為の人材を輩出しています。経済学部は設立以来、学部教育の目標に、世界や地域でリーダーとして活躍できる、優れた経済人、産業人の育成を掲げてきました。その目標を達成するため、経済学部では、学部教育の理念と目的を定め、カリキュラムや教育活動に独自の工夫と試みを導入しています。

 

 大学の存在意義は学術の振興による世界への貢献にあります。経済学部も、経済学と関連諸科学への学術的貢献に向け、不断の研究活動を行うことが真に質の高い大学教育の場を形成し、結果として有為の人材の育成に直結する、との理念にもとづき、その実現を目指しています。

 

 これを経済学部がどのように実践しようとしているかを、私の経験から、教員と学生とが互いに学んでいくときの姿勢や態度として、噛み砕いて述べてみると次のようになるでしょう。

  • 教員、学生をはじめとする経済学部で学ぶ者すべてが、真理の前に互いに対等な一学徒として、ともに学び切磋琢磨すること。
  • 他者の発想に敬意を払い、自立的な動機付けと問題発見に関わり、持続的な学習を実践すること。
  • 他者の評価を借りるのではなく、自ら考え、自らの考えを検証し、自己自身の評価を形成できる自立的な市民であること。
  • 自らの考えを社会の中で、どのように実践し、社会の発展に寄与できるかに心を砕くこと。

 これらは一般社会にも共通する考え方であり、いわば目標といえます。このような目標を達成するため、経済学部では学部教育をどのように提供しているかといえば、次のような考え方に立っているといえるでしょう。

 

 まず、経済学の専門教育コアとなる講義とゼミナールですが、これらは伝統的な基礎から応用・実践への積み上げ方式に従って、1年次に、その土台となる、論理的に考える力、データや事実を収集し分析する力、経済学の基本的な考え方などを学ぶ講義が用意され、2年次以降には、経済学科3コース(実践経済分析、応用経済、社会経済)、産業経済学科2コース(企画戦略、社会システム分析)に分かれ、それぞれ専門知識を更に深く学ぶ講義と少人数クラスでのゼミナールが用意されています。

 

 このような伝統的な方式とともに、新たな試みとして、研究者による講義に対して企業のトップや起業家、実務者による講義(「情報社会と経済」「ベンチャー起業論」など)、机上での学習に対して現場での体験、調査を通した演習型講義(「フィールドスタディ」「インターンシップ」)、積み上げ型学習重視の講義に対して問題発見・駆動型学習(「社会システムワークショップ」)重視の講義、海外研究者が英語で講義する「海外研究者特別講義」などが提供されています。また、海外交換留学の機会も多数の国との間で用意されています。

 

 これらは、忍耐をともなう長い積み上げ期間の後での応用実践という今までの方式から、早い段階での学習への動機付け、興味ある問題の発見、解決能力の養成、また、複数の教員と少人数の学生がともに問題発見から解決策の提案までのプロジェクト研究を行うといった多視点学習などへの新しい試みであり、自立した市民が生涯にわたって持続的に学習していくための基礎技能を養成する試みでもあります。

 

 経済学部では、セメスター(半年)よりも短い期間での自己評価や学習到達度評価のフィードバックの導入などを通して、自分の実力や技能が日々向上していることを実感でき、卒業時にはそれぞれが大きく自己成長できたと自信を持って、自分や社会に主張できる学習機会と方法を提供したいと考えています。

 

 皆さんは、これらの多様な機会を活用し、明るく元気に、大きな夢に向かって、有意義な学生生活を過ごしてください。

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新入生へのメッセージ

学生生活ガイド 2006 p. 4

2006年4月2日

経済学部長 齋藤参郎

明るく元気に夢を大きく

 

 大学時代を思い起こすと、再び戻りたいほど、大変懐かしく、楽しかったことが蘇ります。それは、未知の可能性にワクワクしながら、色々なことに真剣に挑戦し、自分の未来にかけることができた時期だったからです。学問を通して自分の考え方、生き方を確立する。打ち込める専門、職能を発見する。クラブ活動やアルバイトを通して友人との付き合い、社会人としての行動を学ぶなど、明るく元気に夢を大きくもって様々なことにチャレンジして下さい。

 

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