福岡大学都市空間情報行動研究所(FQBIC)

実施調査

第14回福岡都心部消費者回遊行動調査

2009年6月27日(土)、28日(日)の2日間、第14回福岡都心部消費者回遊行動調査を実施しました。

福岡都心部消費者回遊行動調査は、福岡市の都心部を、天神地区、博多駅周辺地区を含む、概ね、渡辺通り、住吉通り、大博通り、昭和通りで囲まれる 2km四方の地域ととらえ、その中の大型商業施設や駅などに調査地点を設け、都心部へ買物、レジャー、食事で来訪した来街者に15分程度の聞き取り調査を行い、その日の回遊行動を調べる調査で、1996年以来、毎年、実施しており、今年で14回目となります。

福岡都心部消費者回遊行動調査は、毎年、定点観測として都心部での消費者の回遊行動を調べる調査項目の部分と、その都度、まちの話題をトピックスとして調べる調査項目の部分から構成されています。

第14回福岡都心部消費者回遊行動調査では、例年の調査箇所である天神地区に5カ所、博多リバレイン、キャナルシティ博多、博多駅各1箇所に加えて、博多町家ふるさと館、櫛田神社の合計10カ所の調査地点を設け、約970票のサンプルが得られました。

今回の都心部回遊行動調査では、回遊行動調査の項目以外に、トピックスとして、2011年に全線開業予定の九州新幹線(博多−鹿児島中央間)の需要予測、博多駅に建設されている大型商業施設の効果、nimoca,sugoca,はやかけんなどの交通ICカードの利用状況の把握と予測や、福岡に観光に訪れた観光客の調査などを組み込んでいます。

本調査は、福岡大学都市空間情報行動研究所(FQBIC)の研究活動と、経済学部産業経済学科社会システム分析コースの講義であるフィールドスタディA,C、社会システムワークショップIIA,Cや経済学部の演習などと連携し、受講生総勢延べ195名とスタッフ延べ10名が参加しました。

なお、2010年2月に調査結果を「まちづくりマーケティング調査研究発表会」 で報告する予定です。

最後に、調査にご協力いただきました商業者、また被験者のみなさまには深く感謝します。

調査概要

調査日時
2009年6月27日(土)、28日(日)
調査対象地域
福岡都心部
調査地点
ソラリアプラザ,博多駅筑紫口コンコース,キャナルシティ博多,ショッパーズダイエー,岩田屋,大丸・エルガーラ,福岡三越,博多リバレイン,博多町家ふるさと館,櫛田神社

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