FQBIC News Release


日本不動産学会平成16年度秋季全国大会 設立20周年記念シンポジウム

「都市再生と都市エクイティ —これからどうなる、これからどうする福岡都心」

FQBICは、2004年11月20日(土)に行われる「日本不動産学会2004年度度秋季大会 設立20周年記念シンポジウム」の共催となっています。このイベントは、 入場無料となっており、どなたでもご参加いただけます。

【概要】

 福岡都心部は、博多部と天神地区の2つの業務核をもつ、約2km四方のエリアである。 これまで、山陽新幹線の博多乗り入れ、地下鉄の開業、都市高速と九州自動車道との連結など、 交通アクセスの大変革の節目、節目に、大規模な商業開発が伴い、第1次流通戦争から第3次流通戦争といわれるような変貌をとげてきました。 本年3月、天神地区の老舗百貨店岩田屋が、本店を旧NHK跡地に移転し、第4次流通戦争が始まったといわれています。 天神地区では、天神地下街の南進(2005年2月)、地下鉄3号線の2005年3月の乗り入れ、など、開発が目白押しです。 また、博多地区でも、2008年の九州新幹線の博多乗り入れにともなって、博多駅の再開発をどうするか、など、大きな問題が山積しています。 さらには、ホテルニューオータニ博多周辺の渡辺通りの再開発もあります。
 このようなハードな変化とともに、10年前までは、若者にもっとも人気の高かった親冨孝通りが急速に人気を失い、 現在では、大名地区が、九州一円から若者を集める人気スポットにとってかわる、といったように、 消費者行動が大きく変化し、不動産評価にも大きな変動が生まれています。 いわば、消費者の都市に対する評価が不動産評価の変動に深くかかわる都市エクイティの時代になったといえます。 都市エクイティとは、ブランドエクイティと同様、都市を訪れる人々の心の中に醸成される都市の資産価値だといえます。
 今回、福岡都心部の関係者が一同にあつまり、福岡の都市エクイティをどのように高めていくのか、について、 東京からの視点を交えた議論を行い、福岡都心部関係者の連携強化の契機とします。

【場所】

福岡大学 有朋会館  (福岡市城南区七隈8-19-1)

【日時】

2004年11月20日(土) 14:45〜17:45

【プログラム】

時間
内容
14:45〜14:50

開会挨拶

14:50〜15:00

来賓挨拶 : 山崎広太郎 福岡市長

15:00〜15:30

基調講演

「回遊による都市再生〜行動から情報へ〜」
斎藤参郎  福岡大学都市空間情報行動研究所 所長
15:30〜15:45

イベント : ギンギラ太陽's 公演

ギンギラ太陽'sとは?
福岡都心部の開発史が素材のエンターテインメントで大人気の地元劇団がそのエッセンスをお見せします。
ギンギラ太陽's ホームページ
15:45〜17:45

パネルディスカッション

【パネリスト】
長尾亜夫 西日本鉄道(株) 代表取締役社長
石原 進 九州旅客鉄道(株) 代表取締役社長
小田原智一 九州電力(株) 常務取締役
岩井光男 (株)三菱地所設計 専務取締役
斎藤参郎 福岡大学都市空間情報行動研究所 所長
出口 敦 九州大学大学院 助教授
田中一彦 (株)西日本新聞社 編集企画委員長 (司会)
コーディナーター : 細江守紀  九州大学大学院 教授
〜主催〜

社団法人日本不動産学会

〜共催〜

福岡大学都市空間情報行動研究所

〜後援〜

福岡市,社団法人九州・山口経済連合会,西日本新聞社

案内用ポスター (.pdf)


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