福岡大学都市空間情報行動研究所(FQBIC)

表彰

FQBICポストドクター今西衞氏が、2011年10月9日に日本地域学会学会賞奨励賞を受賞しました。

2FQBICポストドクター今西衞氏が、2011年10月9日に開催された第48回日本地域学会総会(和歌山大学)にて学会賞奨励賞を受賞しました。

今西氏は、『地域学研究』に掲載された、斎藤参郎所長との共著論文「市街地再開発事業のリスク評価」地域学研究 Vol. 40 (2010), No. 3, pp.617-632、の研究業績が認められ、 日本地域学会より、若手研究者を対象とした学会賞奨励賞を授与されました。

本論文は、事業プロジェクトのリスク評価が、キャッシュフローの不確実性など、主に単一の事業主体の観点からなされてきたのに対し、複数の主体が関与する市街地再開発事業などにおいては、関係する主体の数や選好、事業手続きの構成の違いによっても、リスクが変化するとの視点から、市街地再開発事業のリスク評価の枠組を構築したものです。とくに、市街地再開発事業のプロセスを、再開発ビルの建設および保留床処分の2段階の入札ゲームとして定式化し、ゲーム参加者の選好が一様分布のもとで、再開発事業の事業リスクを理論的かつ明示的な解として求めることができることを示しました。さらに、本モデルを再開発事業が破綻した福岡市での事例にあてはめ、破綻の債務総額が、モデルの予測値に近い値となることを示しています

なお、FQBICの関係者では、今回の今西氏を含めて、これまで日本地域学会学会賞奨励賞を3件、学会賞論文賞を1件受賞しています。

論文
今西衞・斎藤参郎, "市街地再開発事業のリスク評価", 地域学研究, 日本地域学会, Vol.40, No.3, pp.617-632, 2010. J-Stage
日本地域学会プログラム
http://www.wakayama-u.ac.jp/~yoshida/jsrsai2011/jsrsai2011program110912.pdf

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