福岡大学都市空間情報行動研究所(FQBIC)

講演

2011年8月6日に開催された福岡大学オープンキャンパス2011において、斎藤参郎所長が「JR博多シティ開業で天神・博多の人の流れはどう変わったか?」と題する模擬講義を行いました。

2011年8月6日(土)に開催された福岡大学オープンキャンパス2011において斎藤参郎所長が、「JR博多シティ開業で天神・博多の人の流れはどう変わったか?」と題する模擬講義を行いました。

模擬講義では、2011年2月27日の西日本新聞、毎日新聞の朝刊第1面で報道された、FQBICのニューズリリース「JR博多シティで天神・博多の人の流れはどう変わるか?」の研究成果の新聞記事を、話の導入として取り上げ、予測は当たっているのか、なぜこのようにJR博多シティ開業後の人の流れを実数ベースで予測することができたのか、の疑問に答える形で、これまでのFQBICが新しい研究分野として開拓してきた回遊行動研究の考え方や成果について解説しました。

さらに、人の数ばかりではなく、まちの価値を、まちを訪れる来訪者の心のなかに醸成される当該都市の魅力資産価値、「都市エクイティ」と捉えると、まちづくりの目的は、まちを一つの事業体としてみて、「都市エクイティ」を最大にすることとなります。まちの価値を高めるためには、まちをどのような機能と施設で構成すれば、どのような来訪者のどのような来訪価値をどのように高めることができるのかをノウハウとして蓄積し、まちの価値を高める事業を創発していくことが大切であり、まちづくりマーケティングの視点であることを述べました。

以上の研究成果はすべて、福岡大学経済学部産業経済学科社会システム分析コースの学生が、福岡都心部で行っている回遊行動調査のデータにもとづいており、社会システム分析コースでは、経済学部の行動規範(モットー)である、1)教員、学生をはじめとする者すべてが、真理の前に互いに対等な一学徒として、ともに学び切磋琢磨し、2) 他者の発想に敬意を払い、自立的な動機付けと問題発見に関わり、持続的な学習を実践し、他者の評価を借りるのではなく、自ら考え、自らの考えを検証し、自己自身の評価を形成できる自立的な市民であること、3)自らの考えを社会の中で、どのように実践し、社会の発展に寄与できるかに心を砕くこと、の指針のもとで、教育と研究とビジネスの融合の努力を行っていることを説明しました。

本模擬講義には、約350名もの参加者があり、私語もなく、皆さん、熱心に講義に集中し、あっという間の30分に、最後は大きな拍手で、大きな反響を引き起こしました。

日時・場所

模擬講義

斎藤参郎所長「JR博多シティ開業で天神・博多の人の流れはどう変わったか?」

Photograph

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