福岡大学都市空間情報行動研究所(FQBIC)

講演

2011年3月2日(水)に、(財)九州生産性本部ユニオンモーニングにおいて、斎藤参郎所長が、「福岡都心部の消費者行動の変化とこれからのまちづくり〜九州新幹線全線開業をふまえて〜」と題する講演を行いました。

2011年3月2日(水)に、財団法人九州生産性本部ユニオンモーニング第124回例会において、斎藤参郎所長が、「福岡都心部の消費者行動の変化とこれからのまちづくり〜九州新幹線全線開業をふまえて〜」と題する講演を行いました。

講演では、2011年2月27日の西日本新聞、毎日新聞の朝刊第1面で報道された、FQBICのニューズリリース「JR博多シティで天神・博多の人の流れはどう変わるか?」の研究成果の新聞記事を、話の導入として取り上げ、なぜこのようにJR博多シティ開業後の人の流れを実数ベースで予測することができたのか、の疑問に答える形で、これまでのFQBICの研究の考え方や成果について解説しました。

とくに、FQICの固有の技術である、人の回遊行動パターンを正確に推定する一致推定法に触れ、人の流れを正確に測ることが、まちづくりの基本であることを強調しました。

さらに、人の数ばかりではなく、まちの価値を、まちを訪れる来訪者の来訪価値、「都市エクイティ」と捉えると、まちの価値を高めるためには、まちをどのような機能と施設で構成すれば、どのような来訪者のどのような来訪価値をどのように高めるのかを知ることが重要となり、FQBICがこれまで志向してきた、消費者志向のまちづくり、消費者行動にもとづいたまちづくりマーケティングの視点が大切であることを述べました。

また、100年に1度の大事業である新幹線全線開業やJR博多シティの開業の効果を、人の流れの変化から捉えるなど、科学的な事後検証を事業主体が行い、その知見を、次世代の経営資産として継承していくべきである、との主張を行っています。

日時・場所

講演

斎藤参郎所長「福岡都心部の消費者行動の変化とこれからのまちづくり〜九州新幹線全線開業をふまえて〜」

財団法人九州生産性本部